めまぐるしく移り変わるIT業界において、エンジニアにはスキルの習得に終わりがない。
スキルというと、まず資格が思い浮かぶ。っで、勉強して、試験を受けて、合格して、満足してしまうのが王道パターンではなかろうか。
以前は自分もその傾向にあったので、今年に入ってからはなるべく短期一発は控えている。
少し長めのスパンで知識の定着を図りながら勉強に励んでいる。
けれども最近になって、ちょっと考えなおした。
「スキルを習得する」、「知識の定着」って言葉を使っているけど、どういう状態を以ってそういえるのか。
そして、最近読んでいる「ドラッカーさんに教わったIT技術者が変わる50の習慣」でそのもやもやが明確になった。
本書の中で、スキルの習得のステップについて記載があった。大きく四段階に分かれていて、
最初の状態は、知識があることを知らず能力も持っていない状態です。
スキルを習得する最初のステップは、それに「気づく」という段階です。
能力があるといえる状態になるには、実践と訓練が必要です。
スキルが身についたと言える状態は、無意識で能力を発揮できる状態ということです。
とてもシンプルなのだけど、非常に感銘を受けた。
まず、人はそれに気づいた時点で一歩成長しているのだ。
ここで「実践と訓練」を重ねれば当たり前になる。そうなったらスキルを習得したといえるんだ。
こうやってシンプルに考えると、自分がこれまで学んできた中で
習得できていること、できていないことが分類できる。指標になる。
これができている人、わかっている人からみればフツーのことかもしれないけど、
こんなん考えてみれば当たり前じゃんよーって思わなくなった素直な自分がいて、
これは一歩成長かとおもった次第。
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nagamee
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